活動計画・報告
中部建設青年会議本部
誇り・魅力・やりがいのある地域建設業の実現を目指して
本部 令和6年度の事業計画の基本方針と前年度の活動状況について
1.令和6年度基本方針 ‐岡田司中部建設青年会議会長‐

 2024年は元旦に能登半島地震が発生し、大変苦難に満ちたスタートとなりました。半島という特性上、道路が寸断されることによって災害に対する脆弱性が露呈し、復興には長い時間がかかることが懸念されています。その中でも発災直後から地元の建設会社が不眠不休で道路の啓開作業にあたり、地域を守るために今でも奮闘している事に敬意を表したいと思います。
 昨今の地域建設業を取り巻く環境は、円安や世界各地における安全保障環境の悪化により資機材価格が高騰し、バブル期以来の最高値を更新した株式市場を尻目に中小建設会社の倒産は増加傾向にあります。また4月から「働き方改革関連法」も適用され、より一層の人手不足も懸念されており、建設現場のDXの更なる推進による生産性の向上が求められています。
 こうした中で地域に根差した会員企業からなる中部建設青年会議の役割としては、まず何より「建設業界の担い手を確保・育成すること」が最大の目標であり課題であると考えます。
 そのためには建設産業の魅力とヤリガイ、働きやすさを積極的に情報発信することが重要であり、従来の3Kと呼ばれるような職場環境も大幅に改善され、新しく・カッコ良い建設産業に生まれ変わっていく事を、我々の業界に入職を希望する若者のみならず、社会全般にも魅力のある建設産業として伝わるような活動をしていきたいと思います。
 また来年には全国建設青年会議の第30回全国大会の主幹が中部ブロックに回ってくる予定であります。全国の会員企業の皆様が問題意識とその解決への糸口を共有できるようなテーマを選定して、第30回という記念すべき大会を価値のあるものとし、今後の青年会議のあり方について大いに議論をしていきたいと思います。
 これからの2年間、会員の皆様をはじめ関係各位の更なるご理解とご協力をお願い申し上げ、新年度の基本方針といたします。


2.前年度(令和5年度)の本部活動状況

(1) 定例総会 令和5年6月13日(火) 於:名古屋銀行協会会館
第34回定例総会を開催し、令和4年度事業報告及び収支決算報告並びに令和5年度事業計画案及び予算案を原案どおり可決した。


3.役員会議等

第1回役員会議 令和5年6月13日(火) 於:名古屋銀行協会会館
会長・副会長会議 令和6年2月19日(月) 於:名古屋銀行協会会館
第2回役員会議 令和6年3月28日(木) 於:アイリス愛知


4.全国建設青年会議第28回全国大会

 令和5年12月1日(金) 於:東京プリンスホテル
 第28回全国大会は関東建設青年会議が主幹となり、『未来への一歩 〜建設産業が望む姿〜』をテーマとして開催され、全国から500名を超える会員が参加した。中部建設青年会議からは山野会長をはじめ50名が参加し、全国の仲間との交流を深めた。

 

 

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