活動計画・報告
中部建設青年会議本部
誇り・魅力・やりがいのある地域建設業の実現を目指して
本部 令和8年度の事業計画の基本方針と前年度の活動状況について
1.令和8年度基本方針 ‐土屋昭中部建設青年会議会長‐

 近年、能登半島地震から2年が経過し復興事業が本格化する一方で、令和6年度の豪雪、令和7年梅雨前線豪雨、さらには夏場の渇水など、自然災害は時期や種類を問わず発生しています。
 これらは単なる頻発ではなく、異なる災害が連続的かつ複合的に発生する「常態化」の段階に入ったことを示しており、復旧と防災が同時進行する時代に突入しています。
 加えて、ウクライナ情勢の長期化や、中東情勢の不安定化により、エネルギー供給は不透明さを増し、石油関連資材をはじめとする建設資材の価格高騰や供給不足が深刻化し、地域建設業の経営環境にも影響を及ぼしています。
 しかしながら、建設業の役割は変わることはありません。地域の安全・安心、そして「あたりまえの暮らし」を支え続けることが我々の使命であります。このような時代においては、平時におけるインフラ整備の質と量こそが社会全体の防災力を規定するものであり、インフラ整備量そのものが防災力であると考えます。
 一方で、時間外労働の上限規制の適用により、週休2日・1日8時間労働への転換が進む中で、災害発生時における「72時間の救命リミット」との構造的なミスマッチが顕在化しています。この課題に対する解決は、平時における生産性の向上により、限られた時間の中でインフラ整備を最大化することにあります。日々の施工の質と効率を高めることが、災害対応力の向上に直結します。
 このような状況の中、建設業は地域の安全・経済・環境・未来を支える「基盤産業」として、再定義されるべき時代に入っています。今後はCorporate Transformationとしての「CX」を推進し、企業内部の変革とカーボンニュートラルへの対応を一体的に進め、価値創出へと転換していく必要があります。
 特に、担い手の確保・育成は喫緊かつ最大の課題であります。そのためICTやBIM/CIMの活用による生産性向上とともに、建設業の魅力や社会的意義、すなわち「コンストラクションプライド」を広く発信し、将来の担い手の確保に繋げてまいります。
 さらに、新4Kの実現により「働きがい」を提供できる産業への進化を図るとともに、防災・環境・農林業との連携による地域統合の視点を持ち、持続可能な地域づくりに貢献してまいります。
 このような認識のもと、中部建設青年会議は地域建設業を率先していく存在として、国等の発注者との連携を密にし、より一層信頼される組織となるよう努めてまいります。
 昨年度(令和7年度)は中部ブロックが第30回全国大会を主管しました。この流れを継承し、第31回全国大会に向けて更なる発展に寄与してまいります。
 これからの2年間、会員の皆様をはじめ関係各位の更なるご理解とご協力をお願い申し上げ、新年度の基本方針といたします。


2.前年度(令和7年度)の本部活動状況

(1) 定例総会 令和7年6月9日(月) 於:名古屋ガーデンパレス
 第36回定例総会を開催し、令和6年度事業報告及び収支決算報告並びに令和7年度事業計画案及び予算案を原案どおり可決した。


3.役員会議等

第1回役員会議 令和7年6月 9日(月) 於:名古屋ガーデンパレス
第2回役員会議 令和8年3月25日(水) 於:アイリス愛知


4.全国大会実行委員会

 本年度の全国大会は中部ブロックが9年ぶりに主幹となり、第30回という節目の大会でもあった。この記念すべき大会を全国の仲間が共感し共に学ぶ場とするため、会長、副会長を中心に、全国交流委員会メンバーと各県支部から選出された会員によって「全国大会実行委員会」を組織し、昨年度から引き続き準備活動を進めた。令和7年度中の実行委員会の開催状況は次のとおり。
第7回実行委員会 令和7年 6月24日(火) 於:ステーションAi
第8回実行委員会 令和7年 8月22日(金) 於:名古屋丸の内ビル
第9回実行委員会 令和7年 9月18日(木) 於:名古屋丸の内ビル
第10回実行委員会 令和7年11月10日(月) 於:名古屋丸の内ビル
第11回実行委員会 令和8年 2月 2日(月) 於:名古屋丸の内ビル


5.全国建設青年会議第30回全国大会

 令和7年12月5日(金) 於:リーガロイヤルホテル東京
 第30回全国大会は中部建設青年会議が主幹となり、『コンストラクションプライド 〜想いを共有し、そして伝えよう〜』をテーマとして開催され、全国から約600名の会員が参加する盛大な大会となり、中部建設青年会議からは岡田会長をはじめ全実行委員を含む118名が参加し、大会運営に全力を傾注した。

 

 

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