活動計画・報告
中部建設青年会議本部
地域の人々に愛される建設業を目指して
平成26年度本部の事業計画の基本方針と現在までの活動状況
1.基本方針

(1)はじめに

 中部建設青年会議は、平成2 年に創設されて以来、各種活動を積み重ね、昨年度は事業報告にありますよう「国土をつくる人・写真展」「動くこども110 番」「図書・心温まる物語の発行」などたくさんの独自の活動を行うことができました。地場の建設業の存在と心意気といったものを広く知っていただきたいという目論見でしたが、会員皆様のご協力・ご活躍により、成果の見える活動となりました。まずは、会員の皆様の日頃の活動に対し、深く感謝申し上げます。


(2)中部建設青年会議を取り巻く状況

 本年は、新東名のいなさJCから豊田東JCまでの開通、北陸新幹線の金沢延伸、リニア新幹線の着工や東京オリンピックに関する五輪事業など賑やかな話題があり、また、政治・経済ではアベノミクスによる機動的な財政政策・災害に強い国づくりということで、緊急経済対策が実行されています。
 建設業を取り巻く状況は力強くなりつつありますが、長年の公共投資の削減や規制緩和により建設業者の淘汰が進み、特に、建設労働者が減ってしまった中、東日本大震災が発生しました。この大震災の復旧により深刻な労働者不足や資機材価格の高騰があり、このようなことから今の建設業は「増収減益」という状況にもあります。
 新たな人材をどのように迎え入れるのか、3Kといわれた頃のように厳しい労働条件に見合った高い報酬をもってするのか、そうではなく遣り甲斐とか社会的使命といったものを反映できるようにするのか、この建設業を取り巻く相反する状況をどのように解決してゆけばよいのか、発注者の皆様とも十分な意見交換ができたらと思うところです。
 さて、昨年は土砂災害の発生件数が非常に多かったと聞いています。土石流をもたらす雨についても、気象庁から「経験のない大雨」という一般の人が身をもって危険を感じる警報が幾度も出されました。日本はもとより世界的な規模で気象条件が過酷なものになっているのではないでしょうか。
 我々は、防災ということで強靱な国土の建設を地域の建設業ということで担っていますが、頻発する大規模な災害に対し、青年会議として何かすることができないかと考えます。出水時の水防巡視など積み上げてきたものもありますが、地場の建設業としての機動力、機敏さなどは地域の頼りとなり、頼りにしていただきたいところです。


(3)災害支援における活動支援

 国土交通省のTEC−FORCEは、災害支援で高い評価を得る中、さらに迅速化するために規程を整備するなど一層の改善がなされています。また、業団体との災害協定ではTEC−FORCEと同行しての活動が認められています。
 TEC−FORCEは、災害発生時に迅速に現地に入り、被害調査し、応急復旧を検討するチームです。いずれも地場の建設業が得意とするところです。民間の人材をチームに組み入れるという制度的な検討は国でしかできませんが、TEC−FORCEの先遣隊の導線を検討するとか必要な情報の提供や応急復旧に必要な労働者や資機材の情報連絡などは具体的なやり方を決めれば立ち上げることができます。これが確立すれば復旧活動を管理者と対等な協議のもとで行うことも可能となります。簡単に制度化できるものではありませんが、南海トラフ巨大地震等で大規模災害が同時に各所に発生することなど、試行錯誤を繰り返すことは有意義なことと思われます。
 このような次第ですので、中部建設青年会議として広く民間TEC−FORCEへ取り組むということを今年度の事業計画に掲げています。
 国土をつくる人写真展の継続や若年労働者確保のための方策についても、引き続き行ってまいります。会員の皆様には、より一層のご理解・ご協力をいただきますようお願い申しあげます。


2.活動状況

(1)定例総会  平成26年6月4日(水) 於:名古屋逓信会館

 第25回定例総会が開催され、平成25年度の事業報告及び収支決算報告並びに平成26年度事業計画案及び予算案並びに役員改選案を原案どおり可決した。

(会員総数126名中、出席90名、委任状15名、欠席36名)

(2)委員会活動報告会

 定例総会後、八鍬中部地方整備局長、平井愛知県建設部長をはじめ中部地方整備局及び各県の幹部の方々をお招きし、総勢約120名に及ぶ委員会活動報告会を開催した。
 報告会は3部からなり、まず大河原高広新建設産業創造委員長から「若者の建設業離れに関する検証と改善策」をテーマとした活動について、感動体験を多くの人に広めるために作成した「中部の建設会社−心温まる物語」の作成などについて報告があった。
 次に、宮下進吾地域貢献活動委員長から、「動くこども110番」活動について、地域に安心感を与えることができたという報告があった。
 さらに、大矢伸明全国交流委員長から平成25年11月29日(金)広島において開催された全国建設青年会議第18回全国大会の総括が報告された。
 最後に、清水良保特別委員会副委員長から第2回目の開催となった「国土をつくる人 写真展」について報告があった。


3.役員会議

(1) 第1回  役員会   平成26年6月4日(水)
(2) 第2回  役員会   平成26年10月3日(金)
(3) 第3回  役員会   平成27年1月16日(金)
(4) 第4回  役員会   平成27年5月18日(月)


4.意見交換会

(1) 平成27年1月16日(金) 於:(一社)中部地域づくり協会
 中部地方整備局から森山企画部長ら幹部5名をお招きして、大矢会長はじめ幹部役員と意見交換会を開催した。


5.全国建設青年会議第19回全国大会

平成26年12月1日(金)  於:京王プラザホテル
 今年は関東建設青年会議の主管で、東京京王プラザホテルで開催され、国土に未来を-築土構木の思想とその未来を考える-をテーマとして、全国大会が開催された。
 全国から会員約500名が参加し、中部建設青年会議からは大矢会長をはじめ37名が出席した。


6.特別研修会

平成27年2月4日(水)   於:名古屋逓信会館

第1部: 「建設業の現状と課題に対する取り組みについて」
講 師: 中部地方整備局建政部 建設産業調整官 高鍋 誠治 氏
第2部: 「品確法の適正な運用に向けて」
−発注関係事務の運用に関する指針の主なポイント−
講 師: 中部地方整備局企画部 技術開発調整官 岡田 武久 氏

 

 

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